FPSジャンルが採用されないのは仕方ない?

例の件について、FPSが採用されないのは仕方ないと思うんですよ。
現状では1vs1のゲームが流行ってないですし、コストを抑えるという面でも妥当だと思います。

採用するかどうかは、 e-sportsを通して何をしたいの? というところが肝だと思います。
目的はゲームを興行として成立させる事です。
ですが、普通の人に「面白い」という共感を得られないと見向きもされないでしょう。
例えば好きでもない音楽ライブに熱狂している様子を見て、あなたは好きになれますか?
日本が貧しく何も無い国だったら多くの人が好きになれるかもしれません。しかし現実は既にあらゆるものがあり、心が満たされてしまっていてほとんどありえません。
FPSゲームで熱狂している様子を見たからといって関心を持ってもらえるとは思えないのです。
特に、チームプレイ型のFPSの場合、はたから見たら何が起こってるかもわからないですしね。

だからといって不採用というのは個人的にはちょっと残念ではあります。

新世代と少子化の余波

ゲームをメインでやる世代も徐々に僕らよりも下の世代に移って行きます。中でも大きな変化は、とりまく環境の変化です。僕らくらいの世代だと、ファミコンからドリキャスからPS2からPCやら携帯電話まで変革とブームの幅は広かった。故に大盛況時代がありました。現代の主流は携帯電話で某ソーシャルゲームなんかをやることや、wiiなどでしょうか。

ここで疑問なのが、PCがゲームを下の世代がメイン機にするか、という問題です。今の時代は安価なPCで多くのゲームが出来るようになってきて、多くの古株ユーザーにとってみれば夢みたいな状況ですが、今やPC与えられるというよりも、携帯電話が先に与えられるようになっています。小さい頃から携帯電話を与えられ携帯電話のゲームで遊べば、ゲーム=携帯電話で遊ぶ物 という潜在意識が植えつけられるでしょう。あるいはDSのようなものかもしれない。そうなっていればPCでゲームをやる、という感覚が既に消失している可能性は否定出来ません。この具合で行くと今後この産業は廃れていく事になります。

しかしここのところそのような世代と交流がないので、実際のところどうなっているかが全くわかりません。ですから今後の確定的な推察は出来ません。

加えて問題になるのが少子化問題です。人数が減れば、人が少ないんですから盛り上がりに欠けます。逆に言えば、少ない人数でも割合的に高ければ「ブーム」になるのでしょうかね。僕は前者だと思います。

ブームに重要なのは割合?人数

人口が増加する場合はどうなるか、人口が多い中国で考えてみましょう。平気でゲームプレイヤーが1億人いるような国です。人口を13億人とすると7.7%くらいですね。日本を1億半としたら、1230万人がプレイしている計算になりますね。

もっと小さい範囲で見てみましょう。

Q.中国のあるゲーム会場に1300人きましたが、日本では140人でした。どちらが盛り上がってると言えるでしょう。

そうです、規模が大きく見えるには割合ではなく人数なのです。少子化はこの人数が減る事を示しているから問題だと言ってるわけです。これを覆せるのが新しい価値観や環境なので、希望は十二分にあります。

ちなみに、日本の家庭用ゲーム人口は3000万人を超えているらしいです。5人に一人がやっているくらいなのに、まともなコミュニティが形成されなかったのは日本の文化と、非対人型ゲームが主導だったからでしょうね。アーケードで対人ゲームも一時期盛り上がったのに、家庭用ゲームの大波にかっさわれる結果となった。

e-sports産業が軌道に乗って来たらFPSゲームも参入出来る?

ここではKeNNy氏の呟きを拝借します。
サッカーゲームなどでe-sportsというものが世間に知れ渡ればそれはそれでいいけど、後から「FPSやるぞー!」と張り切ってもその時には日本のFPSコミュニティがどうなっているか想像できない。熱が冷める前に是非採用してほしいな。

現状ではFPS無しがベターだとは思いますが、コミュニティが後退してしまっては参入するも糞も無くなってしまいますよね。
新たな世代を開拓しなければ広がる事が叶わないのに、手遅れになりそうな気がしますよね。

しかし良く考えてみてください。あるゲームが好きになって、他の種類のゲームを全くやらないという人ばかりでしょうか? そんな事もないと思います。現に多くの人は色んなゲームをやっているはずです。少なくとも、全くゲームに関心を示さない人たちに見せるよりは、「あ、こんなゲームあるんだ。じゃあやってみようかな」と思う気がします。こんな流れで規模が広がってくれればFPSというジャンルも受け入れられるでしょう。

但し、そうなるにはまだまだ時間が掛かるのは言うまでもありません。