NVIDIA-GeForce-GTX-800M-ShadowPlay2


GeForceのGTXシリーズ、かつ650番代以降から利用可能なshadow playのお話


shadow playの利点

予め録画設定をセッティングしておけば、わざわざソフトを起動せずとも、ゲームを起動するだけで即座にキャプチャ可能になる。加えて特に便利だと感じるのは自動キャプチャ機能だ。従来のソフトでは自分が意図して録画をする必要があり、「いいシーン出たのに録画してなかったーッ!」という事態が発生したことだろう。常に録画している人でなければ。

そこは時間を遡って、キャプチャ出来る。しかも録画されている感覚はなく糞軽い。これは神機能。現在win7ではおよそ10分程度遡った録画が出来るが、win8では20分まで対応らしい。フラグムービー級のプレイが出たら、そのわずか数分をすぐさま出力出来るのだ。

解像度やフレームレートの出力が変更出来るようになったので1080pでプレイしなくても録画可能になった。ほぼ全てのゲームが対応といっていいだろう。


shadow playの欠点

しかし、だ。この便利さとは裏腹に欠点がある。

・1点目 出力負荷の問題。
映像の出力中は処理負荷が掛かってそれなりに重いので、長時間の録画内容だと次のプレイに響くのだ。これは録画先のHDDを別にして処理を分散させていても掛かる負荷なので少し手痛い。

・2点目 フレームレートの問題。
さらに問題だと感じているのが、ゲーム側で処理落ちが発生した際に、録画フレームレートに影響する点である。どうやら音声と映像のズレを修正するのに、固定フレームではなく可変フレームの形式を取っているらしい。エンコードなどせず、素データを自分で鑑賞する分には問題ないが、エンコードをすると固定レートの音声部分とズレが発生し、音ズレなどの問題も発生してくる。正直、運任せになって使い物にならない事がある。

・3点目 録画がフルスクリーンにしか対応していない点。
windowモードでプレイしているゲームや、仮想フルスクリーンという枠無しwindowモードではそもそもキャプチャ不可だ。ゲームは必ずフルスクリーンでプレイしなければ録画出来ない。フルスクリーンだと裏に戻りづらいとか、windowモードでプレイしたいゲームがある人には使いものにならないのである。

・4点目 古いものはダメ
CSのような古いDirectXを利用しているゲームは使用不可。だめやんけ…


個人的結論

非常に便利! だけど常駐して使えるかというとまだまだ使える出来ではない。
今後のアップデートで改善されるのに少し期待。という感じ。